動きを見出だす

iromiiro2006-11-08


奈良テレビ麿赤兒さんの「私と奈良と踊り」というタイトルの公開講座があり行ってきました。
立っているだけでかっこよい人でした。
踊り、動きを見出だす、「生捕りする」と表現されていましたが、その生捕りの瞬間は日常に潜むふと顔を出す非日常、ちょっとした事件からだそうです。コンドルズの近藤さんも日常のなにげない動きをダンスにされるということをテレビや雑誌から聞いていて、言葉そのまま受止めていた感じで。今日はほんとの意味で理解できたような気がします。大駱駝艦のメンバーの1人の方が白塗で登場され、すこし動いて見せてくださいました。
すごい空気でした。
麿さんは桜井の三輪ご出身で悩んだりすると山辺の道を歩き、道端の石を見ては、その背後にある何千年という時間を感じたりしてきたと話されたのも印象的。私が今住む桜井は歴史がある町。つまりそういう石がある町ということなんだと再確認。
貴重な半日でした。笑った顔がまた素敵な麿さんでした。